2018年5月21日月曜日

何を描いてるの? その30

最近描いた絵をチェック・ワン・ツー!!


●無理やり押し込むな!!



これは、以前コラージュを使って描いた作品があり↓ちょっと再現してみようと思ったのですが、、、





何か違いますね。


●得体の知れないもの。





やっぱり得体の知れいないもの、よく分かんないものって必要かなと思いました。


●得体の知れないもを閉じ込めるな!!



得体が知れないものだからって、閉じ込めちゃいけないよ、、、なんて考えて描いたような気がします。

そうだ!思い出した!!「カッコーの巣の上で」という映画を見て、そんなような事を考えたんだ。映画の内容は省きますが、私は福祉の世界に足を突っ込んでいるので複雑な心境でこの映画を見ました。

●審判



オーソン・ウェルズの映画「審判」を見ました。

映画を見る前に小説の「審判(著者:カフカ)」を読んで、小説を読んだら映画も気になってしまいました。








やけに天井が低かったり、無駄に広い空間が出てきたり、カメラワークがやたらとローアングルだったり傾いていたりで「審判」の得体の知れない不安感が上手く表現されているなと思いました。あと、最後の方で子供達が覗いてくるシーンはかなり不気味です。

個人的には「市民ケーン」よりも「審判」の方が原作を読んでいただけに受け入れやすかったかな、、。でも映像表現はやっぱり独特というか印象に残りますね。人にオススメ出来るほどじゃないけど、なんとなく「あれは一体なんだったんだろう?」と気になってまた見てしまう。オーソン・ウェルズはそんなジワジワとくる魅力がありますね。「市民ケーン」もまた見たくなってきました。

そして小説もブロート版の「審判」と史的批判版の「訴訟」という2つのバージョンが存在するのだとか!!もうカフカとオーソン・ウェルズをぐるぐる巡っている最近です。

未完の大作をぐるぐる巡って答えのない世界へ??これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。



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