2017年10月28日土曜日

Alright Gandhi 野方文化マーケットに現る

このブログに告知しそびれてしまいましが、先週「Alright Gandhi 野方文化マーケットに現る」というイベントに参加してきました。



野方文化マーケットと言えば1年くらい前までアブラウリというアートスペースを運営していた場所ですが、現在は「駄民具のダミラ」や「コヨーテ書店」「野方の空白」など、前以上に個性的なお店が集合していて、なぜか変なお店が集合するスポットです。

今回は絵の展示に加えて、「ダブルファンタジー」という名義で、元野方で古着屋さんを運営していたシュウさんと一緒にライブパフォーマンスをおこないました。



と言っても、私、歌も歌えなければ楽器も弾けないので、ちょっと詩みたいなのを書いてそれを朗読するような形で参加しました。

ちなみに朗読した詩とは、、、

=====================================

不幸なウェーブが頭の中に流れこんでくる、こんなハズじゃない。
この前はちゃんと幸福のウェーブが私の俺を満たしてくれた。

不幸なウェーブが流れてくる頭で俺は目覚めた。なんて惨めなんだ、なんて悲惨なんだ。
私の妻は今頃何をしているんだ?なぜ俺のそばに居ないんだ!なぜだなぜだ。

そうだこれは現実じゃない。これはただの悪夢で、目が覚めると美しい妻と一緒に朝食を食べる時間になるハズだ。
もう何が何だか分からない、この地獄から俺を救ってくれ、この頭にかぶる装置を使って。

そう!この頭にかぶる装置、ヘッドギア!幸福のエネルギーを受信するヘッドギア、ゴールデンボール。
これをかぶると俺は幸福に満たされるはずなのに、今は不幸しか見当たらない。

誰が悪いんだ。お前か?俺か?

デタラメだ、デタラメだ、こんなの壊してやる。

あいつだあいつ、皆んなの不幸を吸って一儲けしているあいつが気にいらない。
皆んなが幸福の時、あいつは何一つできなかったロクデナシ。
それが今じゃ大金持ち。不幸のおかげで大金持ち。

そうだ、取り返そう、あいつから妻も取り返そう、あいつが全て悪いんだ。

コンコンコンコン、足音を立てて、コンコンコンコン、扉が開かれる。
鳴り響く電話の音、話し声。ここは混沌としている。
この電話の音がお金を呼び、話し声がお金に変わる。

=====================================

なんじゃこれ??????????みたいな詩ですが、これは以前に「水玉さんの探偵記」というストーリー重視のアニメ作品を作ろうと思って、ますはシナリオを書きました。

そのシナリオは完成したのですが、これをアニメ化するなんてまず不可能で、かなり簡略化して静止画をつなげて紙芝居みたいな感じでアニメ化しようとしました。それでも膨大な数の絵を描かなければならなかったので、いつの間にかお蔵入りになってしまいました。



今回そのシナリオの一部を切り取り、広げて詩みたいに書いたものです。なので意味は分かるハズもありません。

お酒を飲んでいる時に思いつき、そのままの勢いで参加を決めたのが約1週間前。そこから突貫工事のように作ったので当日はヒヤヒヤものでしたが、何とか形になって良かったです。改めて関わってくれた皆ん本当にありがとうございます。

自分の出番が終わり、あとは音楽聴いてお酒飲んで楽しんでいました。


横手ありさ




Alright Gandhi






いやーーもう最高に楽しい夜でした。なんかアブラウリの時にライブとかやってドンチャン騒ぎしていた頃を思い出し、ちょっと懐かしい感じがしました。

そして超個人的な感想ですが、以前アブラウリでは音の苦情にかなり悩まされました。打楽器ですら厳しかったのにドラムセットなんて夢のまた夢みたいな世界でした。しかし今回文化マーケットにドラムセット持ち込んでライブができるなんて、自分はまるで夢を見ているような気がしました。


あとは絵を吊るす感じで展示もしました。





これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。






0 件のコメント:

コメントを投稿