2016年3月30日水曜日

何を描いてるの? その2

今回も絵を描いたぜ!!

まずは相変わらず映画が元ネタものを、、、。



この絵はエクゾシストの女の子の首が曲がるシーンをマルパク。それとワーカホリックな人を掛けてみたんだ。仕事に夢中になりすぎて、首がぐにょて曲がっても、それが当たり前にみになってしまった人だよ。ちょっと不気味だね。




これは天空の城ラピュタのラピュタ城の奥のブロックの部屋からイメージを拝借したんだけど、何事も思わぬところに落とし穴があるよね。そんなイメージ。




これはライアン・ラーキンという伝説的なアニメーターがいて、その「ストリート・ミュージック」という作品を改めて見て、やっぱりいいなと思ったんだよ。なんか伸び伸びしていて、とても自由で、解放されていくイメージ。そいう感情って単純にいいものだよね。


次回も絵を描くよ、これこそ僕らの生きる道、良い夢を、、、。

2016年3月29日火曜日

コンパクトディスクも一期一会 その25

ミニマルミュージックの代表的ミュージシャン、テリーライリーの「In C」を久しぶりに聞きました。改めて聞くとやっぱりいいですね!!

同じ音が繰り返し反復されていく音楽をミニマルミュージックというんですが、その音が微妙にズレていくことで多重感というか、音のモアレみたいなもが出てくるんですよね。(ちなみにモアレってこれ)

一時期かなり影響を受けて、模様みたいな絵を描いているのは実はミニマルミュージックの影響なんです。でもその割にはあまりアルバムを持っていないですけどね。

よく聞いていたのはスティーブライヒのドラミング。太鼓の音が微妙にズレていく作品です。

●Steve Reich / Steve Reich And Musicians - Drumming



しかし、スティーブライヒとテリーライリーが今だに混同するのは自分だけでしょうか??

テリーライリーの方が浮遊感というかサイケデリック感があるように感じます。

●Terry Riley / In C




●Terry Riley / A Rainbow In Curved Air



で、

なぜ改めて「In C」を聞いたかというと、このまえ友達が企画したライブ「21世紀エスニック音楽、春の祭典」に行ったんですよね。

そこで、インド楽器のオーケストラで「In C」を演奏するというのがあって、このオーケストラの音圧感?音がバァーーーと振動している感じ?がとても迫力があって良かったんですよ。

●弁天オーケストラ



他にも色々なバンドが出演していて、どれも素晴らしかった。

ヨーロッパ中世、ルネッサンス時代のハーディガーディという見るからに複雑で繊細そうな楽器を使った演奏。ルネッサンス時代の人ってこんな音を聞いていたのか!と感心しました。

●ホムルクス



あとはアフリカの音楽。ヨーロッパのハープとか木琴とかの原型がアフリカの楽器だそうです。

アフリカの人たちのリズム感、これがやっぱり音楽の原型なんだなと改めて思いました。

●カラジュラ



そしておおとりはホーミーで落語みたいな弾き語りをやるユニークなギターバンド。

口琴が江戸時代に大ヒットして、庶民が幕府の悪口を口琴を使って言っていたため、幕府が口琴を禁止したという逸話が面白かったです。みんなが街角でビヨーン〜ビヨーン〜と鳴らしていたのかと思うと、ちょっと可笑しいですね。

●カムヒビKING




カミさんが新宿ピットインに連れてくれた時以来、やっぱりライブっていいなと思うようになりました。月に一回くらいは行けたらいいなと思っています。





2016年3月28日月曜日

プリマヴェーラ

まだまだ寒い日もありますが、桜も咲き始めてようやく春が訪れました。

天候にも恵まれ、晴れて自転車でお出かけ!



まずはカミさんが100km走りたい!!と言ったので、ならば荒川サイクリングロードを走り白石峠へ行こう!!となりました。



道端の菜の花がきれいですね。気持ちいサイクリングロードを快走します。

旧陸軍桶川飛行学校なる場所に到着。日本軍時代の飛行訓練場のようです。



ここから一般道へ、本来は物見山へ行く予定でしたが道を間違え国道に出てしまい、そのまま激走!!気がついたら物見山とは全然違う場所へ。軌道修正し、ようやくときがわ町に到着。

今どきスマートフォンもサイクルコンピューターも無く、紙の地図を頼りに自転車に乗っている人って珍しいんだろうなって思います。まぁはっきり言って不便です。でも遊びですからね、迷ってもそれはそれで良い思い出という事にしましょう。



さて、ここから白石峠を登って、堂平天文台へ。

ときがわ町側から登る白石峠は初めて。ロードバイクがヒルクライム・トレーニングする道として有名です。そんな道を固定ギアでノソノソと登ります。途中ロードバイク乗りがヒィヒィ言いながら追い抜いていきます!!ガッツがありますね。

勝負平なる場所を過て、しばらく走るとようやく見覚えのある場所、白石峠に到着。

そのまま引き続き走り、堂平天文台に到着。





眺めも最高!久しぶりの峠はやっぱりいいですね。体全身を使って登るのは気持ちいい!!これでビールがうまくなること間違いなし。その後刈場峠を通り正丸駅で終了。



しかし、よくよく考えると目標の100km達成したのか??これまたサイクルコンピューターが無いので正確な距離がわかならい!ここは都合よく達成した事にしよう。


続いて、別の日は海鮮丼を目指して三浦半島の城ヶ島へ。


江ノ島からスタートし、途中お腹を空かせる為小登坂、湘南国際村へ寄り道。

短いながらも8〜9パーセントの斜度はなかなかの登りごたえがあります。

湘南国際村は新興住宅地といった感じです。ところどころ見える海がいいですね!

大楠山へ行ける道もありました。後で調べたところ近くに湧き水なんかもあるみたいです。また改めて来たいなと思いました。



主道を走って、油壺あたりの港をぐるりと巡り、お腹もペコペコになった頃、城ヶ島大橋を渡って城ヶ島に到着。



あとは駆込むだけです!!「しぶき亭」へ!!

そこでイカ丼とミックス丼、まぐろカツを注文!!



うまぁーーーーーい。

いやうまいじゃないか!!しかも値段もお手ごろで大満足。

もう自転車なんか放り投げてビールが飲みたい!!

がが、アルコールはまだ我慢し、旅を続けます。

せっかく来たので城ヶ島を散策。



白くて小さい灯台がありました。絵本の世界みたいです。



それにしても、海が想像以上にきれいですね。海藻がよく見えます。



けっこうのんびりしました。

また自転車に乗り、今度は荒崎を目指します。

途中長浜海岸とソレイユの丘で菜の花を鑑賞。





そして荒崎の到着!!







ここ、想像以上にスゴイですね!!地球の息吹を感じました。

いやー!!三浦半島、何回か来ていますが、毎回来るたびに発見がありますね。小さい割には見どころが沢山あります。

また江ノ島まで戻り、途中稲村ヶ崎のタローズで休憩。

ここのお店、とても素朴な感じで、日が沈むと真っ暗なんですよ。



でもこの、この大きめのマグカップになみなみ注がれたコーヒー!!これがもう衝撃的なくらい最高なんですよ!!

そして外を眺めているだけで時間が過ぎていく、、、ここだけ時間の流れがおかしいんじゃないかってくらいリラックスできるんですよね。


夜の波の音を聞きながら今回の旅も無事終了。


2016年3月24日木曜日

何を描いてるの? その1

このブログ、自転車の話題が中心ですが、私、実はほぼ毎週のように絵を描いています。今までアブラウリのブログにUPしてきましたが、これからこのブログにUPしようかなと思いました。ちなみに改めてですが、平面図とは私のアーティスト名みたいなものです。

という訳で、さっそく今週も絵を描きました。



最近は映画からインスパイア(という名のパクリですが)される事が多いです。

この絵もドイツの映画メトロポリスをマルパクしました。

あの映画素晴らしいですね。もうビジュアルがカッコイイ。そしてロボットが女性に変装して人間を扇動しまうあたり、なんかすごいリアルに感じがしました。



アイドルとかそんなに夢中になる方ではないのですが、初めてAKB48を見た時、何な人形みたいな女の子がクルクル踊って、しかも大勢クルクル踊って、あ〜こりゃ確かに何か夢中にさせてしまう要素があるなと思いました。何かこう本能に訴えられちゃうんですよね。好きとか嫌いとは別として。だからメトロポリスのこのシーンもとてもスゴイなと思ったのです。


つづいて、

これも映画マルパクです。



これはラビリンスという映画からインスパイアされました。

ラビリンスとは迷宮という意味ですが、今日はビールを飲むべきか飲まないべきか?休みの日は自転車で山に行くか海に行くか?そんな些細な判断の連続が時に迷宮にいるような錯覚になります。


また来週も絵を描きたいなと思います。


2016年3月22日火曜日

ザ・ニヒリスト・スパズム・バンド ラストコンサート イン ジャパン 2016

行って来ました!!ザ・ニヒリスト・スパズム・バンド ラストコンサート イン ジャパン 2016!!



いやーー!!もう最高でしたね!!

まずはいきなりザ・ニヒリスト・スパズム・バンドの演奏!!

カスタマイズされたカズーやカリンバやヴァイオリン、そして鍋!!

楽器は本来綺麗な音が出るはずなのに、カスタマイズされた楽器達は調子の狂った音しかでない!!なんだこのごちゃごちゃ台無し感!ヘンテコ音楽隊!!ライブ中終始爆笑していました。

バンド活動は50年!!ローリングストーンズと同じ!!この人達はいったいどいう人生を歩んできたんですかね??きっといろいろあったんだろうとは思いますが、それでも「ザ・ニヒリスト・スパズム・バンド」をやり続けるという事に、もう感動しました。本当に素晴らしい!!今でも(カナダで?)毎週月曜日演奏しているみたいです。

俺もこんなふうに年を取りたい!!ヘンテコおじいちゃんになりたいなと思いました。


つづて登場したのがなんとビックリ!!ノイズアイドルグループ「あヴぁんだんど」演奏は非常階段。

ノイズまみれのアイドル!!いやー時代も進歩しましたね、まさかノイズのライブでアイドルが登場するなんて!!いい時代だ!!

その後、ベテランの坂田明、17歳のノイズミュージシャン、テンテンコの新旧入り混じる演奏。実に良かったです。


そして最後はザ・ニヒリスト・スパズム・バンドとあヴぁんだんどの共演!!

頑張ってはしゃぐアイドル、それに動じないおじいちゃん!!

なんなんだこの絵は!!シュールというかナンセンスというか、もう滑稽すぎて笑いが止まりませんでしたね。


いやー今回のライブ、もういろいろテンコ盛りで、どこを切って食べても美味しい、印象に残るライブでした。


いちおうラストコンサートですが、、もういっかいザ・ニヒリスト・スパズム・バンドのライブ見たいな!!



2016年3月19日土曜日

水辺の旅

この頃雨だったり花粉症だったりで、なかなか自転車に乗れる機会に恵まれませんでしたが、この前ようやく自転車に乗りました。

今回は荒川、中川、水元公園、江戸川と川沿いの道を走り手賀沼へ。水辺をめぐる旅となりました。



最近思うのですが、自転車に乗っていると自然と水辺に接する事が多くなりますね。サイクリングロードはたいてい川沿いにあるし、峠に行けばダムやら池やら源水が多い。奥多摩などに行けば自分達が飲んでいる水はこんなところから来ていたのか!!とビックリします。東京のような大都市も自然の恵みがあってこそなんだなと思ったりします。

そんな水辺をめぐる旅、まずは荒川へ、天気が良くて気持ちい!!が河口側に行くに従って強風に、、、辛い。



そして中川を走ります。サイクリングロードなのか歩道なのか、はっきりしない道がところどころ続いています。



中川からまた別の川へ、しばらく走ると水元公園に到着!!ここまで来るのに思った以上に時間がかかりました。風が強いからなのか?俺のチャリが遅いのか?それも見通しが甘すぎなのか?まぁ自分はやっぱり適当なんだなと思いました。ここでランチタイム。





巨大なトランポリンを発見!!試しに乗ってみたら、食べ物が出てきそうになりました。



そして江戸川サイクリングロードへ!!



ここは道も広くて綺麗だし、人も少ない、おまけに追い風で走っていて最高に気持ちいい!!

しばらく走ると菜の花が咲いていました。すごく素敵!!このままずっと走っていた気持ちになりましたが、後ろ髪を引かれる思いで一般道路へ。



狭い車道を走ると柏に到着、そこからまた少し走って、ようやく手賀沼に到着!!ちなみにここにもサイクリングロードがあります。



しかし空が曇ってきて沼もなんだか殺風景な感じに、あいかわらず風も強くて走るもの一苦労。オレは何を求めてこんな場所まで来たのか?なぜここをゴールに設定したのか?

いやいや、たとえゴールが殺風景でも、ここに自転車で来た事に意味があるんだ!!

そうだ!!自分を見失うな自分!!







そんな事を考えていましたが、、、

妙なものを発見。

はじめは「また行政がチープな白鳥の置物なんか置きやがって!!市民を馬鹿にしてんだな」なって思ったら、

いやいやこれよく出来てるな!!

Uターンして、さらによく見てみると、動いてる!!!



なんと本物の白鳥が二匹、サイクリングロードの左右に佇んでいるではありませんか!!

人が近づいてもビクともしない、やけに人間慣れしている白鳥だな!!





しかし、こうやって白鳥がいると、、結構デカイですね、、ちょっとビビりました。

手賀沼には白鳥がいる!!

という事が分かったので、めでたしめでたし、今回の旅も無事修了。












2016年3月12日土曜日

コンパクトディスクも一期一会 その24

最近ソニックユースを聞き直しています。改めて聞くとやっぱカッコイイなと!!

でもソニックユースってメジャーな割には結構聞きにくい存在ですよね。ニルバーナとかダイナソーjrは聞きやすいんだけど、ソニックユースは聞きにくい!!

私も初めてソニックユースを聞いた時はあまり良さが分かりまでんでした。それでもしばらく聞いているうちにいつの間にかハマってしまった!そんなバンドですね。

オススメのアルバムは?と聞かれると、すべてのアルバムを聞いた訳ではありませんが、多分「すべて」と答えるしかない。そのくらいキャリアもあるし、メジャーだし、いろいろな方向性のアルバムを作っていて、その過程を聞くのもソニックユースの魅力なのかなと思います。

今改めて聞いているのはgooですね!!メジャーデビュー作でソニックユースの中ではロックっぽくって、比較的聞きやすい作品だと思います。

●Sonic Youth / goo ‎



このレイモンド・ペティボンの絵がいいですよね、、パッと見、車でドライブしているのかな?と思ってしまいますが、実はコレ、連続殺人事件(ムーアズ殺人事件)の新聞記事に掲載されていた写真を絵にしたんですよね。なんか皮肉っぽいですよね。

そしてダーティ!!

●Sonic Youth / Dirty



この一見可愛いけど、どことなく不気味な縫いぐるみの写真は、現代美術家のマイクケリーによるものなんですが、CDケースを外すとね、、この写真ですよ!



小学生の男の子って汚いもの好きじゃないですか!!もうその小学生のノリなんですよね。

もうソニックユースってこうゆうセンスなんですね。だから好きなんです。

まぁなんか結局ソニックユースのアルバムのジャケット紹介みたいになってしまいましたが、最後にソニックユースの魅力とは、、、、下の記事がすべてを言い表していますね。

「ソニック・ユースに13歳の少年から非難の手紙」

無断で恐縮ですが、、一部引用させてもらいます。

------------------------------------------------------------------------------------
全部正直に言わせてもらう

俺は13歳で、バンドをやっているけど、あんたたちよりも断然上手い。これはマジだぜ。あんたたちは俺が今まで観たバンドの中で最悪のバンドだ。実際レベッカ・ブラックより酷いね。ベーシストはコードをひとつ弾いているだけだし、ギターはチューニングができてないし、実際コード自体弾いてない。俺もやってみたけど、あんたたちのようは酷い音は出せないね。あんたたちの音楽は悪い冗談みたいに聴こえるよ。ドラマーは普通だけど、ヴォーカルはマジで酷い音痴だ。あ、ブラック・キーズってバンドは2人組だけど、あんたたちよりマシだぜ。

俺、そしてあんたたちの酷い音楽を偶然聞くことになったほぼ全員より
------------------------------------------------------------------------------------

批判しているのに逆説的にソニックユースの魅力をすべて言い当ててしまったという皮肉!!

「あんたたちの音楽は悪い冗談みたいに聴こえるよ」が、まさにソニックユース魅力ですね。