1日目は嶺方峠
2日目は乗鞍岳
3日目は休息日のはずが中房温泉へ
4日目は美ヶ原
⚫︎まず1日目は長野の善光寺からスタート。
鬼無里街道をひたすら走ります。鬼無里まではトンネルが多く、車の往来も多いで、なかなか苦戦しましたが、鬼無里から先は山里をのんびり走り、トンネルを抜けると、、、、
いきなり北アルプスがドーーーンと目に入ります。
これはなかなか感動。ようやく長野に来た！！という感じがしました。
白馬までの下りは災害の影響で道路修理がちらほらありました。
⚫︎2日目は前々から行ってみたいと思っていた乗鞍岳。
今回は長野側のエコーラインを登板、乗鞍岳の畳平は標高2700メートルで道路で行けるもっとも高い場所です。
2700メートルと言っても、それをそのまま登板する訳ではなく、途中狭い道やトンネルを自転車で走行するのはかなり危険なのでバスで輪行し、乗鞍高原の観光センターあたりから登板します。なので実質的に登板するのは1200メートル、距離にして20キロくらいです。
ただ20キロと言っても私たちの登板平均速度はおおよそ5キロ前後！！！！
計算すると４時間かかる予定、、、、
ちなみにロードバイクで速い方だと１時間くらいで登れるらしいです。
まぁせっかく東京からいろいろ乗り継いでここまで来たのですから、ゆっくり時間を掛けて走るのもまたおもむきがあっていいかなと思った矢先、、、、
バス停で嫁のロードバイク号の前輪のナットが行方不明、、、、マジか！！
ここまで来て走れない！！そんなぁぁああ！！！と絶望していた時、たまたま同じバスに乗っていた別のロードバイクの方に助けを求めると、なんと忘れ物としてバス乗務員の方からナットを受け取っていたみたいです、、、もう涙が出るくらいの奇跡でした。
話はズレますが、今回はかなり幸運に恵まれた旅で、出発する先々日くらいまでは、嶺方峠も乗鞍も天気予報は雨マーク。それが来てみれば見事な晴天。本当に運が良かったです。
さっそく運にまかせて登板開始。
もう別世界にいるような気分でした。
山のはるか遠くの方まで道が見えるのですが、それが苦にならないから不思議です。
あそこまで行けるのか！！そこにはどんな世界が待っているのか、、ずっと興奮状態でした。
木々の背が段々低くなり、雪が見えるようになると、もうそこは完全な別世界！！
だって７月なのにスキーを楽しんでいる方がいるんですよ！！
もちろん雪があるからと言って、けしって寒いわけではなく、半袖でちょうどいい感じ。そこでスキーって、、、、。
やっぱり来て良かったと心から思いました。
そして畳平に予定どうり４時間くらいかけてようやく到着。
乗鞍はやはり格別ですね。また来たいと思いました。
⚫︎3日目は休息日で、1日のんびりしようと思いました。せっかくだから温泉でも行ってみるか！という事になり、移動手段が自転車しかない私たちは、さっそく自転車に乗り温泉へ。
本当は近くの温泉に行く予定でしたが、神社にお参りし、その先も行けるとこまで行ってみようと思ったのが運の尽き。結局中房温泉までまさかの登板開始！！
ほどよい勾配で、なかなか走っていて楽しい、、どんどん先へ行くと、もう後戻りはできない。ここまで来たなら最後まで行こう！！ということで中房温泉を目指し、ひたすら走ります。
途中ヘアピンカーブがいくつもつづき、対向車に気をつけながら走ります。
有明荘を過ぎると、もう１キロもないので楽勝だと思った矢先、激坂が出現！！最後の最後でしごかれました。
中房温泉は登山口らしく、登山客で賑わっていました。
温泉に入り、お蕎麦をいただきました。このお蕎麦がとても美味しかったです。
けっこう軽装で来てしまたので、あまり着替えもなく、汗だくのズボンをまた履くことに、、、いったいなんの為に温泉にきたのやら、、、。
ちなみに温泉はとてもいい湯でしたが、とにかく熱いです。
そしてあまり汗をかかないよう気をつけながら下りました。
⚫︎最終日は美ヶ原を目指して浅間温泉から登板開始。噂どうりの激坂にみごと撃沈！！いきなり自転車を押して歩きました、、、。
押したり乗ったりを繰り返しながら美鈴湖へ。ひとまず激坂はここでおしまいみたいです。
気をとりなおし、登板開始。
美ヶ原の王ヶ頭までの道のりは乗鞍とほぼ同じ、20キロ、1200メートルの標高差ですが、走った感じとしては乗鞍よりもキツイ！！多分始めの激坂でかなり体力を奪われた模様。それ以外にもちょこちょこ激坂が登場し、なかなか手ごわいです。
２本のボトルの水も尽きた頃、元お茶屋があったとされる場所に湧き水があり、藁をも掴む思いで給水。生き返った所で少し登ると武石峠に到着。
武石峠から王ヶ頭までは絶景がつづき！最高の道のりです。
観光センターで休憩後、歩いて王ヶ頭まで行きました。
文句無し！！最高の絶景ポイントです。気分はアルプスの少女ハイジです。
山頂では電波塔がたくさん立っていました。
そして雄大な山々を背に、今回の夏休みも無事終了するのでありました。
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