2015年6月25日木曜日

三浦半島の山々

三浦半島といえば「海」ですが、三浦半島には三浦アルプスの異名があるほどの「山」があるのだとか!

という訳で、三浦半島の山々を自転車で巡ってきました。

まずは三浦海岸から出発!!

輪行中都心の早朝ラッシュにあやうく遭遇しそうになり、冷や汗をかきました、、、。



気をとりなおして出発!!まずはとりあえず海をたのしみます。





畑と畑の間を通り、漁港の町を走ります。



そして剱埼灯台に到着!!



そこからまずひとつめの山は岩堂山。山と言っても86.8 mしかないのであっという間に山頂らしき所につきます。でも周りに高いものがないので眺めはいい!!

山を越えて、また三浦海岸へ。たまにはリッチな昼食を食べよう!!ということでお刺身定食と生しらす丼を食べました。



とても美味しい!!

よし!!

気合が入った所で、次は三浦半島最大の山「大楠山」へ

それでも241.3m

おお

楽勝か!!

と思いきや、、



これがなかなか手ごわい!!

舗装されている場所は激坂、、おまけに路面が濡れていてツルツル滑る、、、

舗装がおわると、こんどは泥んこ遊び、、、



ロードバイクや固定ギアバイクではなかなか苦戦を強いれらます、、、、。



自転車を乗ったり押したりを繰り返しながら登ります。

とはいえ片道3kmくらい、、ほどなくして山頂に到着!!

展望台に上がると、、、









横浜から城ヶ島まで、三浦半島がほぼ一望できるダイナミズム!!

想像していた以上にスゴイ!!

冬なら富士山も豪快に見えるんじゃないかと思います。

オロオロ下山し、こんどは田浦の方までぐるりと周り、鷹取山を目指します。

鷹取山は山と言っても、ほぼ住宅街、、、こんな所にはたして山があるのか????

うたぐりながらも鷹取山公園に到着すると、、、、



岩!!



岩!!



岩がむき出し状態、、まるで古代の遺跡みたいです。







写真ふだけ見ると、なんかすごい秘境の地に来たみたいですが、目下には学校や家が並ぶ住宅街。

三浦半島の山々を走り、距離を走っていない割には遠くへ来たような、不思議なトリップ感がありました。



小粒ながらもピリリ辛い三浦半島!!なめたらいかん!!ということで今回の旅も無事終了。





2015年6月19日金曜日

コンパクトディスクも一期一会 その16

梅雨入りということで、自転車でお出かけもしばしお預けといったところです。

最近気になるミュージシャンがいて、久しぶりにCDを買いました。


⚫︎Roland Kirk / 8 Classic Albums

ジャズミュージシャン、ローランド・カークの8枚セットアルバム。廉価バージョンなのでジャケットデザインはB級ですが、お得です。



つづいてローランド・カーク晩年の作品

⚫︎Roland Kirk / Return of the 5000 Lb Man



ローランドカークはラジオでたまたま知ったのですんが、沢山の楽器を首にぶら下げて、鼻で笛を吹く姿を見て、イナズマが走りましたね!!ちょーカッケー!!!



有名な曲ですが、「Loving You」がまたエロくて良い!!




もう一枚。

最近亡くなられたオーネット・コールマン。


⚫︎Ornette Coleman / Dancing In Your Head

亡くなって初めて知った、、という遅咲きな私ではありますが、このアルバムカッコイイですね!!もうこのジャケットを見た瞬間「コレだ!!」と思いました(と思ったら、自分の持っているディスクガイドにおもいっきり掲載されていました、、頭の片隅でこのジャケットのデザインが残っていたみたいです)





文句無し!!!最高に良いアルバムです。これを聴いただけで、オーネット・コールマンがいかに偉大なミュージシャンかよく分かりました。

最近ジャズが良いなと思えるようになりました。

しかもオーネット・コールマンやローランド・カークはフリージャズという異彩のジャズ??みたいなので、その辺を探るとまた面白い作品に出会えそうです。昔ほどたくさんCDは買えませんが、ジャズは廉価版や図書館にも置いてあるので、いろいろ探ってみたいなと思いました。


2015年6月12日金曜日

タイヤ公園へ

東京もとうとう梅雨入りしましたね。

しばらく自転車沈黙の日々がつづきそうです。

さてさて、先日2人で都内をポダリングしてきました。

今回は嫁のロードバイク号と自分の街乗り号で出動!!

目指す所は蒲田の近くにある「タイヤ公園」です。



まずは二子玉川から多摩川サイクリングロードを下って走ります。

街乗り号は自分で組み立てた所為か、はたまたパーツ代をケチった所為か、たぶん二つの理由がクロスして、いつも乗っている固定ギア号よりも妙に漕ぎが重い気がします。

しかしカゴがあるので必要以上に荷物を積めるのはいいですね。

まぁそんなこんなで、気持ち良く走り、ほどなくしてタイヤ公園に到着。



怪獣ーーーーーーーーーガーーオー!!!!



ロケットーーーーーーーー発射!!!!



そしてタイヤに避難??



近所の子供達に混じって童心に返って遊んでしまいました。



そして帰りは都心の迷路みたいな小道をウロウロ、こんな時は街乗り号の真価が発揮されますね!!

途中で見つけたパン屋で小腹を満たします。



本門寺や洗足池あたりをちょこちょこ走ります。



近場でも知らない道を走るのは楽しいですね。いろいろな発見もあって面白かったです。もうちょっと時間をかけてこの辺を散策するのも楽しそう!!

短い時間でしたが今回のポダリングも無事終了。


2015年6月1日月曜日

自転車にまつわる二つの本

この前図書館に行って、こんな本を見つけてしまいました。



その名も「自転車事典」

さまざまな自転車が数多く紹介されていて、自転車事典の名に相応しい内容になっています。





これを見ていると、自転車という簡単な構造の乗り物でも、いかに多くのトライ&エラーがくりかえされていたかが分かります。

例えば今でこそアルミ製の自転車はあたりまえですが、19世紀に作られたアルミ製の自転車は歪みやすく、細心の注意を払って乗らないと細かい亀裂が入ってしまうそうです。

また、やり方に慣れていないとたたんだり元にもどすだけで小一時間もかかってしまう折りたたみ自転車、引火しやすいマグネシウム合金で自転車を作ったものの、ゆがんだり壊れたりする上、期待するほど軽量化にもならず、あげくのはてにはマグネシウムの屑が自然引火して工場を全焼させてしまった自転車などなど、、、

そこには自転車の構造やデザインとしての面白さがあり、、アイディアがあり、失敗があり、作る人のドラマがあって、一日中見ても飽きない本でした。


そしてもう一冊


「自転車ビルダー入門」



自転車ビルダーとは平たく言うと自転車を作る人のことです。

今野真一さんという有名なビルダーが自転車を作る上での考え方と、実際の製作のやり方を、写真と文章で分かりやすく書かれています。

まぁこれを読んだから、日曜大工的な感じで簡単に自転車を作れる訳でありませんが、実際に自転車を購入したり、それこそビルダーさんに自転車をオーダーメイドで作ってもらう時なんかはかなり役に立つ本だなと思いました。

また、本を読んで、自分の自転車やいろいろな自転車を見たとき、そこにはどういう設計者の意図やアイディアがあるのか、それが読み解けるようになると、また一段と自転車が面白くなるかもしれません。


二冊の本をとおして「自転車ビルダー入門」に書かれていた下記の文章がとても色鮮やかに響きました。

「自分で考えたつもりであっても、そのアイディアは過去、誰かがすでに製作していたりします。それでも時代がことなるなら、たとえ真似でも製作する価値はあります。現代の技術で挑戦すれば、新しい答えやメリットが見つかるかもしれません」

自転車に限らず、今起こっている事は、かならず過去にも起こっている、そしてその時の人たちはどう対処したのか、先人たちの知恵を訪ねる事は、時に大変でもありますが、損はないと思います。